ゲームハードは,端末でしかない。ゲームハードは,ただの箱となる。ただの箱なら,驚くような機能も,人間に近いだのという能力も無駄。で,無駄なことに能力を使うような人たちを能無しと云う。
ドリームキャスト版が発売されている,CSK総合研究所のフライトシミュレーションゲーム「エアロダンシングi」のウインドウズ版が発売される。ISAOネットの技術協力により,双方のプラットフォームでの通信対戦が,初めて可能となっている。
ハンドレッドソードもできそうな気がするんだけどなぁと思うが,とりあえずエアロダンシングiが,その偉業をはじめて成し遂げることになりそうだ。自分の目の前にあるハードと,対戦相手の目の前にあるハードが全然違うもの,という状況は,現状では想像がなかなか働かない。
だが,当然今後はこのようなソフトの数が増えていくだろう(と云っても,ドリキャスが沈んだ今,その後を継げるものはまだないが)。これはマルチプラットフォームの始まりではなく,TCP/IPという単独のプラットフォームへの集約でしかない。すなわち,個々のプラットフォームはたいした意味をなくす。そのプラットフォーム独自の機能よりは,よりIPとの親和性の高さが必要となる。で,それが可能になりそうなのは,Xボックスかなぁとなるのだが,そこはMSだけに(^_^;),ちょっと心もとない。まぁ前時代のゲーム機の名前を引きずっているものより,X箱という名前の方が,次のゲームハードには向いているのだが。
|